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SmartOSで快適おうちクラウド

KOBA789 です。
最近は専ら DHT(分散ハッシュテーブル)に興味があります。Kademlia のアルゴリズムや実装に関して日本語または英語でいい資料があれば教えて欲しいです。
# 英語の資料も読めるようになりましたが、パッと見でその資料を使えるかどうか判断できるほどのレベルではまだないので、 Google 先生に頼っても資料集めがつらいのです

本題

SmartOS って知ってますか。みんな大嫌い好き Node.js、の生みの親(もうリーダーじゃないけど)の Ryan がいる Joyent 社が作ったクラウド基盤の OS です。(うわ、説明長い……
SmartOS.org
こいつが ZFS + DTrace + Zones + KVM というなんともロマンに溢れた構成の OS で、Solaris 系なのに KVM が動いちゃうだとか、Solaris だからこそ ZFS や DTrace が動いちゃうだとか、そんでもって KVM と並行して Zones も動いちゃうというのですからもう驚きで、仮想化ボーイの夢が叶っちゃうわけです。

インストール

トップページの Download リンクから Wiki に飛んでファイル名の末尾に "-USB.img.gz" が付いてるやつを適当にダウンロードして、解凍、1GB ぐらいある USB メモリに焼きます。あと、ダウンロードしたイメージと同じバージョンの ROOT_PASSWORD を確認しておきましょう。
あとは特に面倒な事もないので他の OS と同じように USB から起動、インストーラに沿って適当にインストールしましょう。

起動

ここがポイントです。実はこの SmartOS、インストーラの USB が刺さってないと起動しません。インストールが終わっても USB メモリは抜かないでください。
また、ホスト OS となる SmartOS のファイルシステムは RAM Disk なので大きなファイルは保存できませんし、再起動するとすべて消えます(揮発性)。なので、大半のことは Zone 内、または KVM で立ち上げた他の仮想 OS 上で行うことになりますが、潔く純粋な設計ともいえます。

そんなわけで

あとは本家の Wiki を参照してください。そのうち暇になったら本家 Wiki の和訳とかやるかもしれませんが、期待しないでください。