あけおめことよろ。人類滅亡にともなってクリスマスなんてものはない。ついでに CombConf2 なんてものもない。
さて、遡ること数日前、具体的には12月23日(日) 13:00-18:00(JST)、人類が滅亡している中、総勢70名ほどの非人類が集まって CombConf が開催されました。真面目な開催報告は公式サイトに掲載するので、ここでは裏話的なことを多めに。
発端
CombConf 自体の発端は去年の夏くらいなのですが、元となる構想については2年ほど前からありました。はじめは id:oidong1 の学校と交流できたらいいなー、なんてことを思ってました。で、そのまま話が流れて去年の夏、CombConf(零)の計画が動きました。参加校は3校。Twitter でお誘いしたら最終的に会場までお貸しくださった開成高校さんと、id:oidong1 の聖光学院さん、そしてうちの東京電機大学高等学校(長い)です。参加者数的には30弱ほど。場所は開成高校の実験室。それはそれで楽しかったのですが、「終わり際に第2回(というか第1回)もやりたいと思ってます!」とか俺が言っちゃって、帰り際に id:oidong1 と「次は一般人も巻き込んで公に参加者を募ろう」とか盛り上がっちゃって。まさかその場のノリの責任をマジで取ることになろうとは。
第1回、本格始動
真面目に第1回の準備が始まったのは9月末、うちの学校の文化祭が終わった直後でした。そのころはスタッフも俺と id:oidong1 の2人だけで、足らない頭を酷使してだいたいの構想を練りました。開催日や会場、名札の案やコンセプトなどはこのタイミングで決まりました。
id:yosida95 の参加
個人的にはこれが一番大きかったんじゃないかなとおもいます。
CombConf の運営スタッフは基本的に適当な場所のルノアール(渋谷、秋葉原、新宿)でミーティングをしていた、というのがまず前提条件。では id:yosida95 参加当日の話を。
まず、俺と id:oidong1 は id:yosida95 の学校である東京工業大学附属科学技術高等学校(こっちも長いな)の文化祭にCombConfの広報として来ていました。そして帰り際に「秋葉原のルノアールにいるから放課後来いよ」と声をかけ、俺と id:oidong1 は秋葉原へ。しばらくして id:yosida95 が現れ、俺が「CombConfってのをやってんだけどさ」「あーでこーでさ」と話をしたら、やれ「そうじゃねぇ」だの「あれはどうなってんだ」などとツッコミを入れてくるので、俺が「じゃあスタッフになっちゃいなよ」と言って Google Apps から id:yosida95 のアドレスを作成。wiki のスタッフ名簿にも追加して参加完了。
地獄のクローラー
さて、参加校を集めるためにはどうすりゃいいかと考えた結果、ブルートフォースしかないんじゃないかという結論に。というかレインボーテーブルだったのですが。
まず、レインボーテーブル(中高一貫校偏差値表)を持ってきて、そこから1校ずつ検索。部活紹介ページに「コンピュータ部」またはそれに準じる部活があるかどうかを確認し、wiki にまとめていきました。
さすがに3桁オーダーの数ですから、1人じゃ間に合いません。ここで @abcsharp (うちの部の副部長)が参加。スタッフが4人に。で、id:yosida95 以外の3人、3スレッドで検索し続けました。
なかなかおもしろい発見としては、女子校のコンピュータ部率が高いことでしょうか。まぁ、結局1校も来ませんでしたけど。
地獄の内職
地獄シリーズ第2弾。上のクローラーで集めた情報を元に、実際にその学校に案内状を郵送しました。この時の送料はなんと id:oidong1 の部活が部費から捻出してくれました(顧問了解済)。マジありがたい。
さて、内職というのはどういうことかというと、クローリングで集まった学校がちょうど100校ほどあるわけですが、それはつまり100枚の案内状を刷って、100枚のそれを折って、100枚の封筒に入れなければいれないということで……自動化できないんだよなーこれ。
宛名の印刷は id:yosida95 がプロプライエタリ・ソフトウェアでよしなにやってくれたので俺が書いた LaTeX -> PDF スクリプトは使われませんでした。やれやれ。
番外: 印刷屋
チーフという偉そうな肩書きを冠している俺ですが、実際の仕事は印刷屋です。
当日皆さんが首から下げていた名札、それに貼っていたタグステッカー、入り口で書いた記帳表、スタッフが配っていた名刺、すべて俺の印刷でした。名刺の印刷はガチでやったのでなかなかだと思います(熱い自画自賛)。